日本が誇る名監督 木下恵介の功績がここに!!
木下恵介(1912−1998)は、日本映画の最盛期に活躍した浜松市出身の映画監督です。木下恵介記念館は、木下監督の功績を称えると共に、浜松の映画文化高揚の拠点となる目的で出来ました。
木下監督は1943年に監督としてデビューして以来、49作品を現代に残しました。同年にデビューした黒澤明監督と共に人気・評価を二分し、日本映画界の黄金期を担い、2012年12月5日に生誕100年を迎えました。
ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞した「二十四の瞳」(1954)、「太陽とバラ」(1956)、アカデミー賞外国語作品賞にノミネートされた「永遠の人」(1961)、日本初のカラー映画の「カルメン故郷に帰る」(1951)など数々の名作が生み出されました。2012年の第65回カンヌ国際映画祭のクラッシック部門では、デジタル修復された木下監督の「楢山節考」が上映され、300名を超える観客から大きな拍手による賛辞を受けました。クラッシック部門とは、世界中で修復された過去の名作や映画人に関するドキュメンタリーを上映する部門であり、近年、映画祭の中での重要性が認識されています。この上映により、世界各国で木下監督作品に感心が高まり、木下作品の研究が盛んになることが期待されています。
展示室は2室あり、第1展示室には木下監督の麻布のマンションの書斎の一部が再現されています。木下監督が実際に使っていた机や灰皿、映画作りの為に読み込まれた事が想像出来る蔵書の数々が、生前の木下監督が部屋で過ごす写真と共に展示されています。
第2展示室では、木下監督の作品のポスターと作品解説が作品年表と共に展示されています。ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞トロフィーをはじめとした数々のトロフィーや盾、監督が使った台本などが展示されています。
ビデオ閲覧室では木下恵介監督作品をはじめとする名作の数々が鑑賞できます。
2階のアートホールでは、毎月1回木下監督作品の上映会が開催されています。
木下恵介記念館の建物は、浜松市指定有形文化財に指定されている歴史的価値のある建造物です。1930年に「浜松銀行協会集会所」として建てられました。1945年の浜松大空襲の中も無事に焼け残り、2004年に浜松市に譲渡されました。館内には、設計者の中村與資平に関する資料室もあります。
Admission | |||
高校生以下と70歳以上 | FREE | ||
※証明書の提示があれば 障害者と介護者の入場料が免除されます。 |
大人 |
¥100 |
http://www.hcf.or.jp/facilities/kinoshita/ (Japanese)
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ADDRESS
〒432-8025
浜松市中央区栄町3-1
PHONE
053-457-3450
OPEN HOURS
9am - 5pm
CLOSE
月曜、祝日の場合は翌日
12/29-1/3
TRANSPORT
浜松駅より
[BUS]
バスターミナル3番線乗場から乗車
「教育文化開館西」下車後(約7分)すぐ
[TAXI]
約5分
[WALK]
約10分
2019.10.2 update
掲載日以降に、掲載内容は変更になる場合ございます。
また、掲載内容による損害等は、弊社では補償いたしかねますので、予めご了承ください。
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