浜松市でも日本の伝統芸能である歌舞伎が見られる!
2021年度は中止となりました
Photo:浦川歌舞伎保存会
歌舞伎とは、その文字が示す通り、「歌=音楽、舞=舞踏、伎=演技」の各要素を供えた総合芸術として、守り受け継がれてきた日本の伝統芸能です。2009年に世界無形遺産として認定された歌舞伎は、国内外を問わず関心が高まっています。
Photo:横尾歌舞伎保存会
女性役を含め全ての役を男性が演じることや、浮世絵に見られるような独特な衣裳や化粧など、歌舞伎特有な世界観が特徴です。一般的な歌舞伎は、歌舞伎を演じる事を仕事とする歌舞伎役者によって演じられます。日本各地で公演されていますが、東京の歌舞伎座(現在改築中の為、一時閉鎖。2013年春に竣工予定。)では年間を通して公演されています。しかし、浜松市でも歌舞伎を見られる機会があります。浜松市で見られる歌舞伎は農村歌舞伎というもので、江戸~明治時代の農村での数少ない娯楽として流行っていた、農民の演じる素人歌舞伎です。素人が演じる歌舞伎とはいえ、有名な演目が演じられる事が多いので、初心者でも分かりやすく気軽に歌舞伎に触れる良い機会となるでしょう。現在の農村歌舞伎は、伝統を継承するために、男女を問わず大人から子供まで楽しんで演じています。
浜松市に残る、農村歌舞伎
雄踏歌舞伎「万人講」
Photo:南浜名湖.COM
江戸時代末期に、雄踏地域の村祭りの余興として招いた歌舞伎一座から芝居を教わった村人達が始めたのが、この地域に伝わる「万人講」でした。昭和27年の舞台を最後に途絶えていましたが、雄踏歌舞伎保存会が結成されたことにより、平成2年に38年ぶりに復活しました。現在も保存会の人達により、「定期公演」や「子ども歌舞伎教室」などの活動を通して、ふるさとの伝統芸能としての理解が広められ、継承されています。
Photo:南浜名湖.COM
2021 / 1 / 17 sun
※定期公演: 毎年1月第3日曜日
※定期公演: 毎年1月第3日曜日
OPEN | 9:30am |
START | 10:30am |
PLACE | 浜松市雄踏文化センター (中央区雄踏町宇布見) |
ADMISSION | Free |
CAPACITY | 600人 |
横尾歌舞伎無形民俗文化財
Photo:横尾歌舞伎保存会
江戸時代以来絶えることなく伝承されてきた、全国的にも貴重な農村歌舞伎です。毎年10月定期公演が行われ、地元の保存会会員による演目と並び、子ども達による演目も上演しています。役者・三味線・お囃子から、大道具小道具・化粧まで、すべてが地域の人々により賄われています。また、江戸~明治期から引き継がれてきた数多くの台本や衣裳、道具類が今もなお保存され、使われています。
Photo:横尾歌舞伎
2021 / 10 / 11 sat, 12 Sun
※定期公演:毎年10月第2土・日曜日
※定期公演:毎年10月第2土・日曜日
OPEN | 4pm - 8pm頃 |
PLACE | 東四村農村コミュニティセンター開明座 (浜名区引佐町横尾) ※当日直接会場へどうぞ! |
ADMISSION | Free |
WEBSITE | http://www.puppet-inasa.jp/kabuki/index.html (Japanese) |
2021.9.24 update
掲載日以降に、掲載内容は変更になる場合ございます。
また、掲載内容による損害等は、弊社では補償いたしかねますので、予めご了承ください。
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